ゲームは一日一時間!殴りSageの記録。じんわりと解凍。


by 24kazedo
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21頁目 a Love Story はじまりはミョルニール

Sage BLv:70  4.0%で変わらず
     JLv:33 30.2%で変わらず
死亡回数:0回
所持金:203,684zで変化なし。

机の上には、ランタンの灯を受けていくつもの小さな石が輝いている。
鮮血を思わせる紅きレッドブラッド。
陽光に煌く水面からほの暗き水底の青さを宿すクリスタルブルー。
大地の恵みを感じさせるイエローライブに、
木立を吹き抜ける風の名残にその色を揺らめかせるウィンドオブヴェルデュール。
いずれも、Sageの術に欠かせない属性石の欠片たちだ。

やはり、レッドブラットの在庫が心もとなくなってきている。
(……火属性付与を使う機会が多かったためか。)

確認を済ませた属性原石を小さな革袋に入れ、元通りに腰につける。
さて、レッドブラッドを手に入れるには…ミョルニール山脈にいい狩場があったはずだ。

注意:この頁は5th アニバーサリークエスト:モンスターサイドストーリーの一編をアレンジしたものです。ネタバレを含みます。



ゲフェンの街から、北へ。ミョルニール山脈を目指す。
今日はのんびり赤いキノコからレッドブラットを集めよう。
ミョルニール山脈に差し掛かったあたりだろうか。
なにやら、非常に興奮した声と、息遣いが聞こえてくる。
ここは、攻撃的なモンスターもいないはずなのに何があったんだっ!

たどり着いた先に見たものは……。ミノタウロスとごっついミノタウロス?
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彼らの名前はジャンとシャルロット。恋人同士だという。
痴話げんかは犬でも喰わぬとはいうが、
彼らの喧嘩の場合、周囲に及ぼす影響は甚大だ(物理的にも心理的にも)。
とりあえず、口論に割って入り、事情を聞く。

父親に反対され、駆け落ちしたものの
「父親の理解を得て、二人の仲を認めてもらいたい」シャルロットと
「二人の仲が強引に引き裂かれる可能性がある限り、今のままでも十分」というジャンの主張。
二人の言い分は分かったが、父親の意思については憶測ばかり。
放っておくのも忍びない。彼女の父親に事情を聞いてくることにした。

父親の屋敷前までたどり着くものの、とてもじゃないが正面からは入れてもらえそうもない。e0083511_21311092.jpg

一旦二人のもとに戻るしかなかった。
「それなら、代々屋敷の主が避難用に使用するという抜け道を利用くださいませ」
シャルロットの助言により、秘密の通路を抜け、
父親であるリュシアンの書斎へたどり着くことが出来た。

なぜ、二人の婚約に反対したのか。e0083511_21483655.jpg


それは、二人の愛が本物かどうかを確かめるための嘘だった。
「二人が愛し合いお互いを想っているのであれば、何が何でも、認めてもらおうと食らいついてくるはずだ。だが駆け落ちしたあの夜、ジャンは自らの想いを優先しシャルロットを惑わし駆け落ちをするように仕向けたという。それでは、愛する娘を託すには少々不安が残るのだよ」

父親の言い分も分かるものの、それではあの二人も浮かばれまい。
ジャンにもう一度チャンスを与えるように頼みこみ、なんとか了承を得て、二人のもとへ。

婚約を反対された理由を伝えると、ジャンもシャルロットも納得し、
改めて二人の仲を認めてもらうべく、試練に臨む決意を固めた。

試練は、ミノタウロスの精鋭たちが四方八方から放つ猛攻に耐え抜くというもの。
矢継ぎ早に指示を繰り出すものの、徐々に押されていくジャン。
このままでは、押し切られてしまうか!
「ジャン!」
「シャルロット……僕はっ!!」
気力を振り絞り、倒れこむのを堪えたところで終了の合図がなった。
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試練を乗り越え父親からも婚約を認められた二人。
「シャルロット、僕はすぐに周りが見えなくなって突っ走ってしまうダメな奴だ…… けれどこれからは、かけがえの無い君のために生きたいと思う』
「ジャン……私だって貴方と同じ、貴方を愛していると言いながら貴方のために何かをしてあげられたわけじゃなかった…… 私も、これからは貴方のために生きていくわ」
「シャルロット、ありがとう。今日が僕たちにとって、本当の「はじまり」だね!」
もはや私はお邪魔虫といったところか。はたで訊いているだけで全身がこそばゆい。
問題解決したところでこっそり消えさせてもらおう。e0083511_22174095.jpg


ゲフェンの街へと戻ってきたところ、顔なじみとなったあの語り部の老人と出会った。
今しがたの不思議なミノタウロスの話を語って聞かせようとすると、彼は感慨深げに微笑んだ。
「お主の物語はこの本にすでに記されておる。愛と恋、恋愛と一括りにされているが
そこには大きな違いがあるようじゃの。」
「見返りを求めず、ただ純粋に相手を想う……ですか。
モンスターであっても人間であってもそれを求めて右往左往するってことですかね」
「全ての生あるものの営みに必要な心といったことじゃろうの。
お主にもいずれ分かるときがくるじゃろうて。ほっほっほ。」
「ところで、次の話はなんですか?」
「そうじゃの……次はイズルーで……」
本日の一言:独りよがりの愛は誰のためにもならない。
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by 24kazedo | 2008-01-11 23:04 | 鍛錬の書