ゲームは一日一時間!殴りSageの記録。じんわりと解凍。


by 24kazedo
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19頁目 一泡吹かせろ かにニッパ!

Sage BLv:70  4.0%で変わらず
     JLv:33 30.2%で変わらず
死亡回数:0回
所持金:繰越金 221,149z 
     交通費 ゲフェン→イズルート -1,200z(600z×2)
          イズルード⇔アルデバラン -2,500z(500z×5)
          イズルート→バイラン島 -150z
     消耗品代 -7,950z
     ------------------------------------------
残高:209,349z

昨夜は友人と久しぶりの再会だった上、話が盛り上がり、つい酒を過ごしてしまった。
おかげで、こうして太陽が真上に昇ったころに起き出してきた訳だが。
あー、太陽が黄色い。

まだ酒が残っているような気がする頭を振りながら、噴水広場まで来たときだ。
「おやおや、昨夜はずいぶんと盛り上がっていたようじゃの」
「あー。語り部さん。」
頭を下げると、収まっていた頭痛がぶり返してきた。
青い顔をしながらこめかみを押さえてうなっていると、
「そうじゃ、気分転換にアルベルタの港へ行ってみてはどうかの?
潮風に当たれば、それなりに気分もすっきりするじゃろうし。それに…」
語り部は一旦ここで言葉を切り、片目をつぶってみせた。
「それに、おぬしの次の物語もそこで始まろうとしているぞ。」

注意:この頁は5th アニバーサリークエスト:モンスターサイドストーリーの一編をアレンジしたものです。ネタバレを含みます。




ゲフェンからアルベルタまでは直通便はない。
以前は、プロンテラまで転送してもらって、そこからイズルートまで歩いて、イズルートから船に乗ってアルベルタへと、乗り継ぎが多くて大変だった訳だが。
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現在は元Blacksmith本部からイズルートへ600zで転送してもらえる。

イズルートから快速船でアルベルタへ着くと、アルベルタの港は意外なほど混んでいた。
そういえば、今日は火曜日。週に1回の蚤の市が立つ日だったな。
甲板で潮風にあたっているうちに、気分もすっきりしてきたし、少し露店をひやかすとするか。

ぶらぶらと歩いていると、露店街の端まで来てしまった。もう一周してくるか。
きびすを返し、二周目に入ろうとしたときだった。
「すみませんっ、そこの冒険者さん!」
背後から掛けられた声に、振り返ってみる。
通りの端に、あくびをかみ殺している食料品店の店主が一人。
そのほかには人影のない石畳が広がっているだけだ。
おや、気のせいか?
「そこのセージさん!待って下さいっス!」
掛けられた声に、もう一度振り返ってよく見てみる。
人気のない石畳。食料品店の店主。商品の魚介類。道端に飛び出てるカニ。バトン。

…バトン?

「おれ、マイルスって言います。是非冒険者さんにお願いしたいことがあるっス!」
まだ、酒が抜けきっていなかったんだろうか。
バトンが話しかけてきた。
「やめとけ、マイルス。人間なんて信用できへん。」
おまけに、店の商品かと思っていたカニまで。
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当分、カニ料理食えなくなりそうだな。好物だったのに…。
そんなことを、頭の隅で考えながら、その真っ赤な2匹の話を聞いてやることにした。

どうやら彼らは、自分や大切な友達をいじめっ子の半漁人から守るため、
強くなりたいと思っているようだ。(片方は素直に言えない性質らしいが。)

正直に言えば、バトンが半漁人に勝つことは難しいだろう。
だが、大切なもののために、無理を承知で挑戦する姿勢は嫌いじゃないぞ。

バイラン島の友人たちの協力で、体力づくりやカニのジョセフとの決闘を通じて、
見違えるほど強くなったバトンのマイルス。
これなら半漁人も倒せるかもしれない。

そして決闘当日。
戦いはほぼ互角。やがてマイルスの動きが相手を圧倒し始めたそのとき。
半漁人のヒューゴが卑怯にもマリナのリーナを盾にとった!

まずい、このままでは手も足も出せない!
立会人として決闘をとめさせるか、それとも…。
そして、ヒューゴが勝負を決しようと自慢の槍を大きく振りかぶった次の瞬間……。
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ジョセフの決死の救助。えらい!あんた漢やわぁ。(モロク訛り)

そして、最後の必殺技!後の先をとるカウンター攻撃を受けてみろ!
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・・・あれ?私が教えたのは、ただのカウンターだったんだが、なんか爆発しとるな。
爆風に飛ばされながら、場違いにもそんなことを考えているうちに、視界が白くなった。

気がつくと、そこはバイラン島で。
ちょっとやんちゃなフェンのロイ、のんびり屋のカナトゥスのトゥースに、しっかり者のマリナのリーナ。おいしいものに目がないククレのクックーに、素直になれないカニのジョセフ。
そして、見違えるほど強くなったバトンのマイルス。
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もう教えることはなにもない。きっと彼はこれからも大切な仲間とともに頑張って行ってくれるだろう。いいものを見せてもらったよ。
・・・師匠という呼び名、少しくすぐったくて、懐かしかったな。
バイラン島の岸壁からこちらを見送る影に、ふとそんなことを思った。

ゲフェンからアルベルタに戻ってくると、とっくに蚤の市は終わっていたが。
祭りのあとの残滓がまだかすかに空気に漂っているようだった。

これから積み込む予定なのだろうか。
港の外れに高く積まれた木箱の間に銀の輝きが翻った気がして、そっとその間を覗き込んだ。

マリオネットだ。よく見るとあちこちがかなり傷んでいる。
…これはモンスターなのだろうか、それともただの人形なのか。
風に揺れて動いてはいるが、攻撃してくる気配はない。
そっと、頬に手を伸ばしてみた。
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痛みを感じ、人間と話をするマリオネット。
痛みを訴え気絶した彼女を手当てしてあげたいが・・・。
マリオネットといえども人形の身体だ。人形に詳しい人ならなんとかできるかもしれない。
プロンテラの片隅で人形を売り買いする商人にでも訊いてみよう。

イズルートに到着したところで、本日の活動を終了。
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本日の一言:一泡ふかされたのは、ヒューゴか、あるいは私か。
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by 24kazedo | 2008-01-08 22:02 | 鍛錬の書